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冬季に車用ステッカーを貼るときの注意と剥がれにくくするポイント

2019 年 12 月 9 日 月曜日

車に貼れるような屋外用ステッカーは、一旦貼ると耐久性は高いのですが貼り方を間違えてしまうと剥がれやすくなったり、ステッカーを貼るときの条件によって車に貼る時に非常に貼り付きにくくなる場合があります。

特に冬の時期は気温が低下するため、屋外用のステッカーを車に貼るには注意が必要な時期です。

今回は冬に車などへステッカーを貼るときに注意するポイントを解説いたします。

(さらに…)

ステッカーが剥がれてしまう理由…貼付け後の注意

2013 年 8 月 5 日 月曜日

下地処理や貼り付け時の温度など、ステッカーを貼り付ける時の注意すべきポイントを守っても、貼付け後の要因によって剥がれてしまう事があります。

貼付け後の要因で最も多いのは、ステッカーに何らかの物理的接触があった場合です。

たとえば洗車時にタオルなどで強く擦ってしまい、角から剥がれたといった事や、スノーボードで板についた雪を払う時にグローブで擦ってしまい剥がれたという事です。

ステッカーのデザインにもよりますが、基本的にステッカーを貼った部分はなるべく触れないのが原則です。

洗車の場合は柔らかいスポンジ等で洗剤を十分つけて優しく荒い、水分を拭く場合はタオルを横に擦らず押し付けるようにして水分を取るとと良いでしょう。

スノーボードの板に貼った場合も、雪を払う時に横に強く擦るように雪を払うのは避けましょう。

また、貼り付け直後は糊が安定しておらず剥がれやすい状況にあります。

カッティングステッカーに使われている糊は、貼付け後に徐々に硬化し剥がれにくくなる特性がありますので、貼付け後1日から出来れば3日ぐらいは洗車を避けたほうが良いです。

特にスノーボードへの貼付けで滑る前日に貼る方が多いですが、非常に剥がれやすくなってしまいますのでステッカーを貼る場合は、滑る日より十分時間を置ける日に貼ることをお勧めします。

また、夏場の直射日光下による加熱でステッカーの糊が軟化し剥がれやすくなる場合が稀にありますので、洗車はなるべく気温の低い午前中か夕刻に行うのをお勧めします。

ステッカーが剥がれてしまう理由…貼り付け時の気温

2013 年 6 月 25 日 火曜日

ステッカーの貼り付け場所の汚れや油分を完璧に取り除いたのに、ステッカーが剥がれてしまう事があります。

その原因となるのが貼り付け時の温度です。

ステッカーの粘着面に使われている糊は10度~8度以下の温度だと硬化してしまい、うまく貼り付かなくなってしまいます。そのため当店では車・バイクにステッカーを貼る場合は、可能であれば外気温が20度以上の状態で貼ることを薦めています。

スノーボードやサーフボードの場合は、屋外やガレージなど気温の低い場所で貼るのではなく温かい室内で貼る事をお勧めします。特に冬に使われる事が多いスノーボードの板は、屋外から暖かい場所に持ち込んでもしばらく冷えたままになっていますので、十分時間を置いて板が暖まってからステッカーを貼ってください。

しかし車やバイクなど室内に持ち込めない物だと、気温が高い場所で貼るのがどうしても難しい場合もあります。

その場合役立つのがドライヤーです。

気温が低い場所でステッカーを貼る時は、ドライヤーを使い貼る部分を十分温めてからステッカーを貼ることで、ステッカーの糊の粘着性能を落とすこと無く貼ることが可能です。

このように気温が低い時には十分な注意が必要ですが、逆に貼る場所の温度が高すぎる場合も粘着糊が軟化しすぎてうまく貼り付かない場合があります。

真夏の直射日光が当たる場所で貼ったり、走行後で非常に熱くなっているボディに貼るのは避けてください。

ステッカーが剥がれてしまう理由…下地処理不足

2013 年 6 月 24 日 月曜日

せっかく愛車やスノーボード・サーフィンでの愛板に綺麗に貼り付けたステッカーも、剥がれてしまう事があります。

ステッカーが剥がれる原因は色々とありますが、原因のひとつとして

「貼る部分の下地の状態」があります。

ステッカーの粘着糊は、貼る部分がなめらかでステッカーと密着すればするほど粘着強度が強くなります。車で言えばガラスや通常塗装のボディ部分です。

つや消し塗装などで表面がザラザラしていたり、ウレタン素材やその他プラスチック素材で表面が荒れているものへの貼付けは、ステッカーの粘着性能が発揮できず剥がれやすくなってしまいます。

また、表面にホコリや汚れ、特に油分があるとステッカーの粘着性能が発揮できません。

ガラスの場合は、シリコン成分が入っていない油膜除去用のガラスクリーナー、またはエタノールなどのアルコールで拭くことをお勧めします。拭き取りで使うタオルは可能であれば新品か、またはペーパータオルで拭くと拭き取り時に油分を新たに広げてしまう恐れがありません。

車用のステッカーでは、よく貼る前に中性洗剤で汚れ・油分を落とす事が薦められてますが、車やバイクなどでは正直家庭用の中性洗剤では不十分で油分を落としきれない恐れがあります。

車のボディの場合は油膜の他に、本来は艶出しとして塗られているワックス成分もステッカーの粘着性能を落としますので、ワックス除去クリーナーか油膜除去用の粒が細かいコンパウンドで表面の油分やワックス成分を完全に取り除く必要があります。

バイクもアッパーカウル部分などには走行時に虫が付いたりして、落ちにくい頑固な汚れとなっている場合がありますので専用のクリーナーなどでしっかり落としてください。

車・バイクなどの車両は塗装面にクリーナーでは落とせない鉄粉が付着している場合がありますので、当店では仕上げ用など目が細かいコンパウンドでの処理を薦めています。

手間はかかりますが、ステッカーの貼り付きは格段に良くなります。

スノーボード・サーフボードなどへ貼り付ける場合も同様に油分・汚れを落としてください。私自身はスノーボードの板にステッカーを貼ることがよくありますが、アルコールとペーパータオルで油分・汚れを落としています。

大きいステッカーのロール梱包について

2013 年 6 月 22 日 土曜日

35cm~40cm以上の長いステッカーについては、紙管にロールさせた状態ですの納品となりますが、丸める事により台紙に巻き癖が付きステッカーと台紙の間に隙間が生じ、広げた時にシワとなる場合があります。

このシワは台紙から一旦剥がし戻すことですぐに直すことができます。

詳しい手順については動画を作成しましたので参照ください。

届いてからすぐにステッカーを貼る場合は、この作業は必要ないかと思います。複数枚を製作し、長期で保管が必要な場合はこの作業でシワを取り除いた後、平らな場所にステッカーを置き保管してください。

ちなみに、ステッカーの素材であるマーキングフィルムの台紙のままだと転写シートにうまく乗らず、台紙にステッカーが残る事がありますが、当店ではカットしたあと台紙の入れ替えを行なっておりますので、動画のようにスムーズに台紙から剥がすことが可能です。