ステッカーが剥がれてしまう理由…貼り付け時の気温
ステッカーの貼り付け場所の汚れや油分を完璧に取り除いたのに、ステッカーが剥がれてしまう事があります。
その原因となるのが貼り付け時の温度です。
ステッカーの粘着面に使われている糊は10度~8度以下の温度だと硬化してしまい、うまく貼り付かなくなってしまいます。そのため当店では車・バイクにステッカーを貼る場合は、可能であれば外気温が20度以上の状態で貼ることを薦めています。
スノーボードやサーフボードの場合は、屋外やガレージなど気温の低い場所で貼るのではなく温かい室内で貼る事をお勧めします。特に冬に使われる事が多いスノーボードの板は、屋外から暖かい場所に持ち込んでもしばらく冷えたままになっていますので、十分時間を置いて板が暖まってからステッカーを貼ってください。
しかし車やバイクなど室内に持ち込めない物だと、気温が高い場所で貼るのがどうしても難しい場合もあります。
その場合役立つのがドライヤーです。
気温が低い場所でステッカーを貼る時は、ドライヤーを使い貼る部分を十分温めてからステッカーを貼ることで、ステッカーの糊の粘着性能を落とすこと無く貼ることが可能です。
このように気温が低い時には十分な注意が必要ですが、逆に貼る場所の温度が高すぎる場合も粘着糊が軟化しすぎてうまく貼り付かない場合があります。
真夏の直射日光が当たる場所で貼ったり、走行後で非常に熱くなっているボディに貼るのは避けてください。
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